キムラグモ

分類 動物・昆虫 
タイトル キムラグモ 
サブタイトル ─環節をもつ原始のクモ─自然史双書─ 
著者 菊屋奈良義著 
ページ数 216(カラー1)頁 
判型 四六・並製 
定価 2,136円(本体1,942円) 
内容 腹部にある環節により生物の進化を物語ることで知られるキムラグモの生態観察記録。日本では限られた地城にしか生息せず、開発の名のもとに生存をおびやかされているキムラグモのすべてを、著者の優しい眼がとらえる。 
目次 第1章 キムラグモのプロフィール
名付け親とのかかわり
「化石のクモ」のいわれ
キムラグモの穴ぐら住居
住居をふさぐ扉の仕組み
キムラグモの産卵
衣替えと年齢
絶食競争ではチャンピオンか
ハオプト博士からの手紙
母系社会のキムラグモ集落
キムラグモの北進
第2章 キムラグモの建築概論
豊後吉四六大学
敷地選定の基礎理論
敷地選定実行論
顕微鏡の高さ
キムラグモの住居の構造
玄関ドアの構造と機能
住宅内部の構造と生存戦略
懺悔録
第3章 トラップドアの生態学入門
扉からもらえそうな情報
扉を覗いて「クモ釣り」免許
扉を使った「年齢調査」
扉に教わる「生存率」
扉群が見せる成長方程式
扉の群から「村づくり」
扉に求めた「群の規模」一個体群序説
扉をたどった「群形成」一個体群入門
扉に聞いた村落構造一個体群解析入門
第4章 キムラグモヘのレクイエム
可愛い近所付き合い
キムラグモ達が消えていく
キムラグモの保護とその意義
拾てる神あれば拾う神あり
終章 クモに学んだ「ヌクモリ」哲学
クモ学ことはじめ
豊後が大好き、豊後人間
豊後に溺れる「ヌクモリ」哲学 
PDFパンフレット  
備考 ISBN978-4-89694-804-2 

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