人はなぜ泣き、なぜ泣きやむのか

分類 文化史 
タイトル 人はなぜ泣き、なぜ泣きやむのか 
サブタイトル −涙の百科全書− 
著者 T.ルッツ著/別宮貞徳・栗山節子・藤田美砂子訳 
ページ数 452頁 
判型 四六・上製 
定価 3,024円(本体2,800円) 
内容 捉えどころのない不思議な液体=〈涙〉の本質を、生理学・心理学・人類学・社会学などの最新の知見を活かしつつ、軽妙な語り口でわかりやすく解き明かす。小説・映画・TVの決定的場面についての興味深い分析を満載。 
目次 序章 なぜ涙なのか
第一章 喜びの涙、恵みの涙、英雄の涙
「ワインのように飲み」――甘美な涙/誠意の涙小史/英雄の涙
第二章 涙の生理
流涙研究の歴史/情動脳/副交感、快感、涙の成分/涙が多すぎても少なすぎても
第三章 涙の心理学
カタルシス/行動主義/認知主義
第四章 男性と女性、幼児と子ども――涙の社会学
幼児と子ども/男性と女性
第五章 哀悼の文化――涙の人類学
泣き屋その他の哀悼者/結婚、マゾヒズム、鬱病/共同体と涙
第六章 涙の効力――復讐、誘惑、逃避および感情移入
復讐/誘惑/逃避/感情移入
第七章 フィクションの涙
ドラマ、メロドラマ、コメディの役割/残酷な涙/現代の涙
結論 涙の結末 
PDFパンフレット  
備考 ■著者紹介
トム・ルッツ(Tom Lutz)
アイオワ大学で19・20世紀アメリカ文学・文化史を講じる気鋭の研究者。とりわけ心理学や情動研究が文化史・文学史上にもたらした影響に詳しく、本書以外の著書として:
American Nervousness, 1903: An Anecdotal History (1991), These 'Colored' United States: African American Essays from the 1920's (edited with S. Ashton, 1996) などがある。

■訳者紹介
別宮貞徳(べっく さだのり)
1927年生まれ。元上智大学教授、現在翻訳家・評論家。
著書:『「あそび」の哲学』、『日本語のリズム』、『そこに音楽があった』、『誤訳迷訳欠陥翻訳』など。
訳書:『G.K.チェスタトン著作集』、C.H.ハスキンズ『12世紀ルネサンス』、M.アルボム『モリー先生との火曜日』、P.ジョンソン『アメリカ人の歴史』、M.マシューズ『世界の楽器百科図鑑』、T.S.クローフォード『アンブレラ―傘の文化史』、L.ライト『ベッドの文化史』など。

藤田美砂子(ふじた みさこ)
津田塾大学英文学科卒業。1996年より別宮貞徳氏に師事。現在翻訳業。訳書:K.タウベ『アステカ・マヤの神話』、O. S.ラクレフ『図説オカルト全書』、F.ケアンクロス『国境なき世界』、翻訳協力: N.デイヴィス『ヨーロッパ』、D.モリス『裸の眼』など。

栗山節子(くりやま せつこ)
東京外国語大学卒業。1990年より別宮貞徳氏に師事。現在翻訳業。
翻訳協力:W.アイザックソン『キッシンジャー』、T.バーギン他『ルネサンス百科事典』、A.ウォー『クラシック音楽の新しい聴き方』、A.ブラックウッド『世界音楽文化図鑑』など、映像翻訳:NHKドキュメンタリー番組『大量殺戮テロに備えるアメリカ』など。

原題 "CRYING: The Natural and Cultural History of Tears" Tom Lutz
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ISBN978-4-89694-822-6 

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