神の植物・神の動物

分類 歴史・民族・宗教 
タイトル 神の植物・神の動物 
サブタイトル ─J.K.ユイスマンス『大伽藍』より─ 
著者 野村喜和夫訳 
ページ数 164頁 
判型 四六・上製 
定価 2,640円(本体2,400円) 
内容 人間と共に生きる動植物に、神はいまひとつの役割を負わせた。善や悪、愛や美、死や悲哀などの象徴である。本書はユイスマンスの代表的な小説『大伽藍』の中で語られるキリスト教動植物観の部分を訳出したもので、本邦初訳。

本書はユイスマンスの小説『大伽藍』の第十章及び第十四章を訳出したものである。それぞれキリスト教的な植物誌と動物誌とにあてられた章で、小説本体とは別個に読んでも面白く、生き物の捉え方ひとつとっても洋の東西でこんなにもちがうのかと驚かされること必定であろう。とはいえ、小説全体のテーマが、シャルトル大聖堂にその極致が実現されているところの、カトリック的神秘象徴学の探求となっており、訳出箇所もそうした全体像のなかに据えられていることは言うまでもない。(「はじめに」より) 
目次  
PDFパンフレット  
備考 [著者]
ジョリ=カルル・ユイスマンス(Joris-Karl Huysmans)
1848年パリ生まれ。聖ルイ高校を卒業したあと、内務省に入り小官吏として晩年まで勤務しながら文筆活動を続ける。本書がその一部をなす『大伽藍』は1898年作。『出発』(1895)、『修練者』(1903)とともにカトリシスム三部作として発表された。1907年没。
他の主な著作:『マルト』(1876)『さかしま』(1884)『彼方』(1891)『ルルドの群集』(1909)

[訳者]
野村喜和夫(のむら きわお)
1951年埼玉県生まれ。詩人。詩集『特性のない陽のもとに』で歴程新鋭賞、詩集『風の配分』で高見順賞。『ランボー・横断する詩学』『海外詩文庫・ヴェルレーヌ詩集』など、フランス文学関係の著作や翻訳でも知られる。

原題 "La Cathedrale (X, XIV)" Joris-Karl Huysmans
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ISBN978-4-89694-813-4
 

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