杉本つとむ著作選集 第十巻◎西洋人の日本語研究

分類 シリーズ 
タイトル 杉本つとむ著作選集 第十巻◎西洋人の日本語研究 
サブタイトル 付:総索引・総目次(別冊) 
著者 杉本つとむ著 
ページ数 642+176頁 
判型 菊判・上製・函入 
定価 19,800円(本体18,000円) 
内容 外からみた<もうひとつの>日本語研究の系譜──ロドリゲス、ゴシケヴッチ、ホフマン、ブラウン、ヘボン、オールコック、アストン、チャンブレンなど、独自の方法で日本語に挑んだ西洋人たちの研究成果をめぐる論考を集成、十六~十九世紀の西洋人による日本語研究史の全容を明らかにする。
〈別冊付録〉総索引・総目次 
目次 第一章 外国人と日本語研究
第二章 吉利支丹と日本語研究
第三章 魯西亜と日本語研究
第四章 和蘭人と日本語学 資料 :C・P・ツュンベリー〈日本語語彙集〉
第五章 J・J・ホフマンと日本語学
第六章 十九世紀 ヨーロッパの東洋学者と日本語学
第七章 幕末、来日宣教師と日本語研究
第八章 イギリス外交官と日本語の研究
第九章 明治維新以後、日本語学と国語学
 西洋人の日本語研究 略年表
(別冊)総索引・総目次 
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著者略歴
昭和2(1927)年 横浜に生まれる
昭和26(1951)年 早稲田大学文学部国文科卒業
昭和46(1971)年 同教授となる
平成9(1997)年 定年により同大学を退職
この間に昭和37(1962)年 武蔵野女子短期大学及び大学文学部講師。昭和44(1969)年 オーストラリア国立大学東洋学部客員教授。昭和50(1975)年 国際基督教大学語学科及び大学院言語研究科講師。昭和56(1981)年 モスクワ大学招聘教授及びオランダ・ライデン国立大学、国立民俗学博物館研究員。平成元(1989)年 北京日本学研究センター講師などを兼任。
日本言語学会・日本翻訳家協会・日本近世文学会所属。
昭和57(1982)年 第19回日本翻訳文化賞(「江戸時代翻訳日本語辞典」)受賞。
◎主要著作
「近代日本語の成立」(1960)「日本語歴史文典試論」(上・中・下、1970~71「漢字入門」(1972、85改訂)「江戸時代蘭語学の成立とその展開」(全5巻、1977~81)「杉本つとむ日本語講座」(全7巻、1978~80)「日本翻訳語史の研究」(1983)「日本英語文化史の研究」(1985)「江戸の言語学者たち」(1987)「東京語の歴史」(1988)「江戸洋学事情」(1990)「文字史の構想」(1992)「漢字」(1993)「あて字用例辞典」(1995)「江戸の文苑と文章学」(1997)「漢字百珍」(2001)など
◎校訂・解説
「増補下学集」(上・下、1971)「紅毛雑話・蘭説弁惑」(1972)「蘭学事始」(1974)「本草綱目啓蒙」(1974)「異体字研究資料集成」(全12巻、1975)「訓蒙図彙」(1975)「ライデン大学蔵 落葉集」(1984)「日本英語文化史資料」(1985)「環海異聞」(1986)「北瑳聞略」(1993)「早稲田大学善本叢書・洋学編」(全18巻・1994~刊行中)「異字体研究資料集成・第2期」(全8巻、1995)「東雅」(1995)など


ISBN978-4-89694-780-9 

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