日本のイカリソウ

分類 植物 
タイトル 日本のイカリソウ 
サブタイトル ─起源と種分化─自然史双書─ 
著者 鈴木和雄著 
ページ数 196(カラー4)頁 
判型 四六・並製 
定価 2,097円(本体1,942円) 
内容 船の錨を思わせる花形をもち、変異性に富むイカリソウ類の起源と種分化を、豊富な調査と実験を基にして詳述する。若き生物学者が情熱を傾けた研究の軌跡であり、現代生物研究の実例を知る上で貴重な一書。 
目次 第1章 日本のイカリソウ属はどうまとまるか
 1.四国での混乱
a.四国での印象
b.染色体からのアプローチ
c.変異の実態を求めて
 2.四国での解析の結果
a.形質の比較
b.ヒメイカリソウと油石集団
c.もう一方の雑種性(?)集団
d.サイコクイカリソウ
e.極端型の2群一バイカイカリソウ、イカリソウ
 3.調査地域を拡げる
a.九州での解析結果
b.バイカイカリソウの変異
c.ヒメイカリソウの変異
d.雑種を作る
e.イカリソウ群の位置づけ
 4.イカリソウ群の問題
a.イカリソウ群の変異
b.雑種集団
 5.日本のイカリソウ属の分類
第2章 生活の場としての集団
 1.繁殖の仕方一繁殖様式、交配様式
a.野外で
b.交配実験
 2.アリによる種子の散布
a.種子散布の実験
 3.ハナバチ類による送粉
a.イカリソウの場合
b.ヒメイカリソウの場合
c.バイカイカリソウの場合
d.送粉昆虫の2重構造
e.花色との関係について
 4.集団の性質と隔離機構
a.集団の形成
b.集団間で
c.選択について
d.隔離機構
第3章 イカリソウ属の種分化を考える
 1.形質変異の傾向
a.分化している形質と分化していない形質
 2.形質相互の関係
a.葉面積、葉数の相補性
b.花数との関連
c.開花期間について
d.送粉昆虫との関連で
e.形質の相互関係について
f.イカリソウ群内の変異傾向
g.バランス・システム
h.グラントのまとめから
 3.種分化の契機一自然史以降の課題
a.弱い隔離の意味
 4.積分化のパターン
a.雑種複合種(hybrid complex)
b.日本の多年草について
第4章 ヒメイカリソウ
 1.対立する二つの見方
 2.大陸のイカリソウ属
 3.牧野植物園のイカリソウ属集団
 4.庄原の雑種集団
 5.ヒメイカリソウの起源

付録 (1)日本産イカリソウ属の学名集覧
     日本産イカリソウ属の検索表付録
(2)イカリソウ属について 
PDFパンフレット  
備考 ISBN978-4-89694-803-5 

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