クスノキと日本人

分類 植物 
タイトル クスノキと日本人 
サブタイトル 知られざる古代巨樹信仰 
著者 佐藤洋一郎 
ページ数 240頁 
判型 四六判・上製 
定価 2,808円(本体2,600円) 
内容 日本文化の基層に「巨樹信仰」がある。その巨樹の代表的な例がクスノキ(楠)である。最近では「トトロの森の木」としてよく知られているが、西日本を中心とした各地のクスノキの巨樹は推定樹齢数百年、なかには1500年、2000年と伝えられているものも多い。その巨樹が人々に崇められ、そこに祠や神社がつくられたりしてきた。本書は、縄文時代にやってきたクスノキと日本人の関わりを中心に、各地の巨樹の紹介、さらにはDNA鑑定までを駆使したクスノキのすべてを解明する。 
目次 序章 クスノキの巨樹をたずねる旅
 プロローグ
第1章 クスという木
クスノキとは?/クスの葉/葉の大小と色/クスノキはどのように増えるか/種子もたくさんつける
第2章 クスノキの巨樹たち
巨樹とは/クスノキ巨樹の分布/巨樹の年齢/巨樹の姿/協調のかたち/異形/日本一の巨樹/来宮神社のオオクス/川棚のクスの森/大三島のクスノキの群れ/中国杭州のクスノキ巨樹群
第3章 クスノキはいつから日本列島にあったか
日本列島二万年/山口県楠木町で/縄文クス/大昔の人はなぜ楠を使ったのか
第4章 クスノキ巨樹の配置に隠された秘密
不思議な並び方をするクスノキ巨樹たち/「免寸」の高樹/等乃伎の市野暦学的特異性/北緯三二度三一分の線/仁徳陵と履中陵/もう一つの説話−明石の厩のクスノキ/大阪平野のクスノキ
第5章 古代のクスノキ
記紀に登場するクスノキ/有帆川のクスノキ/クスノキはいつの時代から伐られるようになったのか
第6章 伊豆のクスノキ巨樹たち
伊豆にあった「枯野」/伊豆半島のクスノキ巨樹/大仁町のクス巨樹列/広瀬神社の巨樹/地形と地名のホモロジー
第7章 クスノキの伝播
DNAを調べる/調べたマーカはXつ/DNAでみたクスノキの巨樹たち/DNAからわかること/巨樹たちのDNA
第8章 信仰対象としてもクスノキ
巨樹信仰の東西/宇宙樹ユグドラシルと巨樹信仰/アンコール遺跡群と巨樹/信仰対象としてのクスノキ/となりのトトロ/安芸宮島の大鳥居/クスノキを彫る
第9章 有用樹にされたクスノキ
樟脳の原料としてのクス/樟脳とクス/クスの棺桶/クスの舟/天一閣の書箱/除草剤代わりのクス/クスの家具/街路樹/灰汁汁はクス灰で/クロモジの爪楊枝/ランドマーク
第10章 クスノキの巨樹をまもろう
クスノキはなぜ伐られたか/東のクリの木と西のクスノキ/なぜ六本柱か/クリ巨樹の分布/出雲大社の巨大木柱/巨樹はなぜ残されたか/巨樹の命尽きるとき
 
PDFパンフレット  
備考 ISBN978-4-89694-848-6 

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