植物を考える

分類 植物 
タイトル 植物を考える 
サブタイトル ハーバード教授とシロイヌナズナの365日 
著者 ニコラス・ハーバード著/塚谷裕一・南澤直子訳 
ページ数 400頁 
判型 四六判・上製 
定価 3,080円(本体2,800円) 
内容 スランプの教授 復活までの12カ月をつづる!?
研究の方向を見失った植物学者ハーバード教授は、実験室を出て、野生のシロイヌナズナの観察をはじめた。植物は、なぜ育つのか!? 風景も、音楽も、子供たちとの触れ合いも、すべてが植物の成長を思うことにつながる生活で、研究へのエネルギーが戻るきっかけは、意外なところからやってきた!

I think it’s time to retell the old story in new terms.
古い物語を新しい言葉で語るべき時期だと思う(本文より)
芽生えから展葉、開花、結実、枯死という、植物の一生:種から種までの、驚きにあふれる生活史を、分子遺伝学の研究成果をまじえながら、詳細に語る。 
目次 1月 January
2月 February
3月 March
4月 April
5月 May
6月 June
7月 July
8月 August
9月 September
10月 October
11月 November
12月 December
 後日談
 用語解説 
PDFパンフレット  
備考 "Seed to Seed ─The Secret Life of Plants" Nicholas Harberd

ニコラス・ハーバード(Nicholas Harberd)
世界をリードする植物科学者の一人。イギリス、ノーリッジにあるジョン・イネス・センターで研究チームを率いる一方、イーストアングリア大学の生物科学科の名誉教授を務める。2008年には、オックスフォード大学セントジョンズ・カレッジの教授かつ植物科学のSibthorpian Professorに就任。数多くの科学論文の著者であり、"Nature"や"Science"といった一流の国際科学雑誌にも論文を載せている。

塚谷裕一(つかや・ひろかず)
1964年神奈川県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在、東京大学大学院理学系研究科教授、自然科学研究機構基礎生物学研究所客員教授。
【著書】『漱石の白くない白百合』(文藝春秋、1993)、『果物の文化誌』(朝日選書、1995)、『植物の〈見かけ〉はどう決まる』(中公新書、1995)、『植物のこころ』(岩波新書、2001)、『変わる植物学 広がる植物学─モデル植物の誕生』(東京大学出版会、2006) など多数。

南澤直子(みなみさわ・なおこ)
1984年東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。現在、東京大学大学院理学系研究科修士課程在学。専攻:生物科学。

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ISBN978-4-89694-926-1 

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