| 分類 | 
                歴史・民族・宗教  | 
               
              
                | タイトル | 
                鎖国論  | 
               
              
                | サブタイトル | 
                【影印・翻刻・校註】  | 
               
              
                | 著者 | 
                杉本つとむ[校註・解説]/志筑忠雄[訳]  | 
               
              
                | ページ数 | 
                308頁  | 
               
              
                | 判型 | 
                四六判・上製  | 
               
              
                | 定価 | 
                3,850円(本体3,500円)  | 
               
              
                | 内容 | 
                国を鎖すのは、是か非か──? 
〈日本賛美〉の所見にあふれるケンペルの名著を訳述しつつ、外国と向き合う根本的な姿勢を改めて問い直した警世の書。〈鎖国〉という語の出典として歴史教科書でもおなじみながら、良質のテキストに恵まれぬままの基本史料を、校註者架蔵の写本により読みやすく活字化、その全容をはじめて紹介する。 
初の本格的紹介! 
翻訳語、〈鎖国〉の根源である『鎖国論』のよきテキストを提供することなしに、鎖国もその論も正しい評価は望めない。……ともあれ、志筑忠雄訳『鎖国論』のもっとも古く、その翻訳時に近い写本と思われる一本をこの機に公開し、……机上に見参できることはこの上ない洪福と痛感している。 ──「あとがき」より  | 
               
              
                | 目次 | 
                1 翻刻篇 
  鎖国論訳例/鎖国論上/ 
  鎖国論下/通篇大意 
2 影印篇 
  鎖国論訳例/鎖国論上/ 
  鎖国論下/通篇大意 
3 解題篇 
  解題/志筑忠雄、人と思想/ 
  ケンペルの協力者、今村源右衛門英生 
4 参考図版  | 
               
              
                | PDFパンフレット | 
                  (1812KB)  | 
               
              
                | 備考 | 
                ↑補訂表があります。パンフレットを参照してください。 
 
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【原著者】 
エンゲルベルト・ケンペル 
Engelbert Kaempfer,  1651-1716 
17世紀末に来日のドイツ人医師、博物学者。その著『日本誌』(1727年に英語版・初版刊行)はヨーロッパにはじめて日本を体系的に紹介した書物として知られる。本書『鎖国論』は、その一部を1801年に邦訳紹介したもの。 
 
【訳者】 
志筑忠雄(しづき・ただお) 1760-1806 
長崎通詞(通訳)・蘭学者。学究派の通詞として、語学関係で独創的な著作を遺す一方、『暦象新書』『求力法論』など、天文・物理関係の翻訳にも精力的に取り組み、〈江戸の理系力〉を牽引した俊秀。〈鎖国〉のほか、〈引力・地動説〉など、現代に生きる翻訳語を数多く創出した。 
 
【校註・解説】 
杉本つとむ(すぎもと・つとむ) 1927- 
早稲田大学名誉教授。言語史研究の泰斗。 
『語源海』(東京書籍)『東京語の歴史』(講談社)など、著書多数。 
 
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ISBN 978-4-89694-193-7  | 
               
             
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