忘れられた子どもたち

分類 歴史・民族・宗教 
タイトル 忘れられた子どもたち 
サブタイトル  
著者 宮本常一[著] 田村善次郎[編] 
ページ数 284頁 
判型 四六判・上製 
定価 2,376円(本体2,200円) 
内容 日本には多くの「忘れられた子どもたち」がいた。土に沁み、海に落とした〈母の涙・子の涙〉を見てゆく。

里子、もらい子、孤児、子を売る、捨て子、間引き、堕胎……江戸〜昭和の時代、貧しき人びとは切羽詰まった状態から抜け出すために我が子を手放した。 
目次 母親の心
子に生きる
母の悲願
 子育て幽霊
人買船
 生き肝をとる
 子を売る
 堕胎間引き
 捨子の風
 育つは喜び
 付 子孫繁昌手引草
間引きと堕胎
 子を生むは罪
 悪魔のすすめ
 ある改宗者の懺悔
 まぼろしの子ども
子どもをまもる
 エズメ
 子守
 里親・里子
 ホウソウ神─子どもの病気
 地蔵さま
 子どもの保護
もらい子聞書
 孤児の生きる世界
 子を質入れする世界─時国家文書から
 下北のもらい子たち
 酒田市飛島のもらい子
 佐渡の養子
 日間賀島、佐久島のもらい子
 名倉のもらい子
 山口県羽島
 周防大島の伊予子・買い子
情島・梶子と精薄児
萩の花
母の記 
PDFパンフレット  
備考 《私はこの家で実に親切にされて、二日いた。このお母さんにお礼をいうと、「私は神仏を拝むのも、人に功徳をほどこすのも一つだと思いまして」とつつましく言うのである。息子さんが戦争に出てから、毎月近隣の神社への参拝を欠かしたことはないが、他人への親切も平常以上に心がけているとのことであった。そうして私のように宿に困っている人に何度も宿を貸したという。自分の息子が旅でどんなお世話になっているやら分からぬと思うと、困っている他人もおろそかには出来ないとのことである。親として最もうれしいのは子どもが他人に親切にされたことだという。このようにして子への愛情はまたひとり子にとどまっているものではなく子を通じて発展するものであった。(本文より)》
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ISBN978-4-89694-196-8 

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