ピカトリクス

分類 歴史・民族・宗教 
タイトル ピカトリクス 
サブタイトル 中世星辰魔術集成 
著者 大橋喜之[訳] 
ページ数 748頁 
判型 A5判・上製 
定価 7,480円(本体6,800円) 
内容 中世からルネサンスにかけ、ヨーロッパ各地で密かに書写され読みつがれた伝説の魔道書、ラテン語版からの待望の全訳!
西洋の「隠れた知の水脈」の具体的な証言に溢れる貴重な「源泉」として、ワールブルク(ウォーバーグ)研究所が早くから注目した秘書の全容に研究史などの詳細な解説を付す。 
目次  
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備考 『ピカトリクス』とは──
13世紀のスペインでアラビア語から西欧語に移され、そのラテン語訳が、出自不明の魔術便覧として、もっぱら写本で読み継がれた秘書。20世紀初頭、翻訳の原典となったアラビア語文献が特定されたことをきっかけに、ワールブルク研究所の俊英たちによってテクストの整備が進められ、1960年代以降ようやくその全容が知られるようになった。その研究史は本書〈解題〉に詳しい。この邦訳により、日本に伝えられた宿曜道との遙かな共振を探る方途も啓かれることだろう。

[訳者]大橋喜之 1955年生まれ。翻訳家。ローマ在住。
訳書に、ゼーリ『イメージの裏側』『ローマの遺産』、リーヴス『中世における預言とその影響』、カルターリ『西欧古代神話図像大鑑』(ともに八坂書房)などがある。

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ISBN978-4-89694-233-0 

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