宛字百景

分類 歴史・民族・宗教 
タイトル 宛字百景 
サブタイトル ─漢字と日本語の結び目をときほぐす 
著者 杉本つとむ[著] 
ページ数 218頁 
判型 四六判・並製 
定価 2,640円(本体2,400円) 
内容 浮雲【あぶない】五十日太【いかだ】王余魚【かれい】長命縷【くすだま】牛角【ごかく】魚軒【さしみ】取次筋斗【しどろもどろ】吃逆【しゃっくり】波及失【とばっちり】恋水【なみだ】太田道灌【にわかあめ】家鹿【ねずみ】附子【ぶす】巻子繰【へそくり】日南北向【ひなたぼっこ】脂茶【やんちゃ】…

ベストセラー『語源海』の著者による、待望の【あて字】入門書!

キラキラネーム顔負けの、読めそうで読めない?【あて字】を古辞書や古文献より厳選。
そこに表現された、漢字と日本語の意外でふしぎな結びつきの由来をわかりやすく解説。
音読み・訓読みという旧来の漢和辞典的な枠組みでは捉えきれない、伝統的な日本人の
〈漢字活用法〉の急所へといざなう100の小旅行。
1ページ読み切りの本編に加え▶「宛字」の歴史概説、
ならびに▶主要宛字一覧を巻末に併録。 
目次 目次

第1部 宛字百景
 渠奴(アイツ)/皸(アカギレ)/
 叭(アクビ)/浅猿(アサマシ)/
 四阿(アズマヤ)/菊石(アバタ) ほか
第2部 “宛字”概説―歴史の眼を加えて
 日本語と宛字
 宛字の創造と分類―古代の一大実験
 宛字文化の展開―中古・中世の漢字語
 宛字文化は満開―江戸時代、充溢する漢字語
 宛字文化の終焉―明治以降、ルビなき漢字語の世界 
PDFパンフレット  
備考 【著者】杉本つとむ(1927-)
早稲田大学名誉教授。『語源海』(東京書籍)『東京語の歴史』(講談社学術文庫)など、150冊を超える著書のある日本語研究の泰斗。

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ISBN978-4-89694-249-1 

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