西欧中世宝石誌の世界

分類 歴史・民族・宗教 
タイトル 西欧中世宝石誌の世界 
サブタイトル アルベルトゥス・マグヌス『鉱物書』を読む 
著者 大槻真一郎[著]/澤元亙[編] 
ページ数 304頁 
判型 A5判・上製 
定価 3,780円(本体3,500円) 
内容 石に秘められた不思議な力は
いかに認識され、
体系づけられ、
受け継がれたか?
プリニウスやディオスコリデスの訳業で名高い博物誌研究の第一人者が、13世紀の知の巨人、アルベルトゥス・マグヌスの『鉱物書』に挑む!
同書「宝石篇」(全96項目)をラテン語より全訳、項目ごとに、プリニウス、マルボドゥス、アラビア鉱物書、ヒルデガルトなど、諸家の記述との比較を中心に、丁寧な解説を添える。また、のちにアルベルトゥスの名を冠して広く世に知られた、著者不詳の流布本『秘密の書』についてもつぶさに検討、科学史はもとより魔術・錬金術などへの影響や、現代の宝石療法との比較など、諸方面に贅沢な目配りを効かせた滋味豊かな「講義録」、待望の刊行! 
目次 目次
第I部
『アルベルトゥス・マグヌスの秘密の書』鉱物篇[全45種]
[01]マグネス(マグネット、磁石)
[02]オフタルムス(オパール)
[03]オニュクス(縞メノウ)
[04]ペリドニウス(ペリドット、橄欖石)
[05]セレニテス(セレナイト)
[06]トパゾス(トパーズ、黄玉)
[07]メディウス
[08]メンフィテス
[09]アスベストス(アスベスト)
[10]アダマス(ダイアモンド、鋼鉄など……の総称)
[11]アカテス(メノウ)
[12]アレクトリア(雄鶏石)
[13]アマンディヌス
[14]アメテュストゥス(アメジスト、紫水晶)
[15]ベリュルス(ベリル、緑柱石)
[16]ケロニテス(亀石)
[17]コラルス(サンゴ)
[18]クリュスタルス(クリスタル、水晶)
[19]ヘリオトロピウム(血玉髄)
[20]ヘファエスティテス(ヘファイストス石)
[21]カルケドニウス(カルセドニー、玉髄)
[22]ケリドニウス(燕石)
[23]ガガトロニカ
[24]ヒュアエニア(ハイエナ石)
[25]スキストス
[26]カブラテス(黒玉)
[27]クリュソリトゥス(クリソライト、貴橄欖石)
[28]ゲラキデム(ゲラキテス、ヒエラキテス、鷹石)
[29]ニコマル(アラバスター、雪花石膏)
[30]クィリティア
[31]ラダイム
[32]リパレア
[33]ウィリテス(黄鉄鉱)
[34]ラピス・ラズリ(瑠璃)
[35]スマラグドゥス(エメラルド)
[36]イリス(虹石、虹色水晶または透明石膏)
[37]カラジア(雹石)
[38]ガガテス(黒玉)
[39]ドラコニテス(蛇石)
[40]アエティテス(鷲石)
[41]ヘファエスティテス(ヘファイストス石)
[42]ヒュアキントゥス(ヒアシンス石)
[43]オリテス
[44]サピルス(サファイア)
[45]サミウス
第II部
アルベルトゥス・マグヌスの『鉱物書』宝石篇[全96種]
[01]アベストン(アスベスト)
[02]アダマス(ダイアモンド、鋼鉄など……の総称)
[03]アプシントゥス
[04]アガテス(メノウ)
[05]アラマンディナ(アラバンディナ)
[06]アレクテリウス(雄鶏石)
[07]アマンディヌス
[08]アメテュストゥス(アメジスト、紫水晶)
[09]アンドロマンタ
[10]バラギウス
[11]ボラクス(ガマ石)
[12]ベルリュス(ベリル、緑柱石)
[13]カルブンクルス(紅玉)
[14]カルケドニウス(カルセドニー、玉髄)
[15]カルカファノス
[16]ケラウルム(雷石)
[17]ケリドニウス(燕石)
[18]ケロンテス
[19]ケゴリテス
[20]コラルス(サンゴ)
[21]コルネレウス(カーネリアン、紅玉髄)
[22]クリュソパスス(クリュソプラスス、緑玉髄)
[23]クリュソリトゥス(クリソライト、貴橄欖石)
[24]クリュスタルス(クリスタル、水晶)
[25]クリュソリトゥス(?)
[26]クリュソパギオン
[27]ディアモン
[28]ディアコドス
[29]デュオニュシア(ディオニシア)
[30]ドラコニテス(蛇石)
[31]エキテス(鷲石)
[32]エリオトロピア(血石、血玉髄)
[33]エマティテス(ヘマタイト、赤鉄鉱)
[34]エピストリテス(ヘファイストス石)
[35]エティンドロス(含水石)
[36]エクサコリトゥス
[37]エクサコンタリトゥス(六〇色石)
[38]ファルコネス(鷹石)
[39]フィラクテリウム(魔除け石)
[40]ガガテス(黒玉)
[41]ガガトロニカ
[42]ゲロシア(雹石)
[43]ガラリキデス(乳石)
[44]ゲコリトゥス(ケゴリテス)
[45]ゲラキデム(ゲラキテス)
[46]グラナトゥス(ガーネット、ザクロ石)
[47]ヒエナ(ハイエナ石)
[48]ヒュアキントゥス(ヒアシンス石)
[49]イリス(虹石)
[50]イスクストス
[51]イアスピス(ジャスパー、碧玉)
[52]カカブレ
[53]カカマン
[54]リグリウス(大山猫石)
[55]リッパレス
[56]マグネス(マグネット、磁石)
[57]マグネシア
[58]マルカシータ
[59]マルガリータ(真珠)
[60]メディウス
[61]メロキテス(マラカイト、孔雀石)
[62]メンフィテス
[63]ニトルム
[64]ニコマル(アラバスター、雪花石膏)
[65]ヌサエ
[66]オニュクス(縞メノウ)
[67]オニュカ
[68]オフタルムス(オパール)
[69]オリステス
[70]オルファヌス
[71]パンテルス(豹石)
[72]ペラニテス
[73]ペリテ(ペリドニウス)
[74]プラッシウス(緑石英)
[75]クァンドロス
[76]クィリティア
[77]ラダイム
[78]ラマイ
[79]サフィルス(サファイア)
[80]サルコファグス
[81]サルダ(サグダ)
[82]サルディヌス(紅玉髄)
[83]サルドニュクス(紅縞メノウ)
[84]サルミウス(サミウス)
[85]シレニテス(セレナイト)
[86]スマラグドゥス(エメラルド、その他の緑石)
[87]スペクラリス
[88]スエティヌス(スッキヌス、コハク)
[89]シュルス
[90]トパシオン(トパーズ、黄玉)
[91]トゥルコイス(トルコ石)
[92]ウァラク
[93]ウェルニクス
[94]ウィリテス
[95]ゼメク
[96]ジグリテス

■「プトレマイオス・カメオ」の解説(自然のパワーについて)
■エネルギー精気について

索引
欧文索引(鉱物名)
項目一覧(和文・欧文) 
PDFパンフレット  
備考 ▼著者略歴
大槻真一郎(おおつき・しんいちろう)
1926年生まれ。科学史・医学史家。
京都大学大学院博士課程満期退学。
明治薬科大学名誉教授。2016年没。
主要著書に、『人類の知の歴史』(原書房)、『科学用語語源辞典:独─日─英(ラテン語篇・ギリシア語篇)』『記号・図説錬金術事典』(以上、同学社)など。また主要訳書に、『ヒポクラテス全集』(編訳、エンタープライズ社)、ケプラー『宇宙の神秘』(共訳)、パラケルスス『奇蹟の医書』『奇蹟の医の糧』(以上、工作舎)、テオフラストス『植物誌』(共訳)、プリニウス『博物誌(植物篇・植物薬剤篇)』(監訳、以上、八坂書房)などがある。また没後、遺稿を再編して刊行された著書に、『サレルノ養生訓とヒポクラテス』『中世宝石賛歌と錬金術』『ヒルデガルトの宝石論』『アラビアの鉱物書』(以上、コスモス・ライブラリー)がある。
▼編者略歴
澤元亙(さわもと・わたる)
1965年生まれ。
明治薬科大学・防衛医科大学非常勤講師。
博物誌・医学書の古典翻訳に従事。主要訳書に、ジェームズ/ソープ『事典・古代の発明』(共訳、東洋書林)、ハーネマン『オルガノン』、ケント『ホメオパシー哲学講義』、ハンドリー『晩年のハーネマン』(以上、ホメオパシー出版)、プリニウス『博物誌(植物薬剤篇)』(共訳、八坂書房)などがある。



ISBN978-4-89694-252-1 

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