世界魚類神話

分類 動物・昆虫 
タイトル 世界魚類神話 
サブタイトル  
著者 篠田知和基[著] 
ページ数 216頁 
判型 A5判・上製 
定価 3,080円(本体2,800円) 
内容 魚類をはじめ、貝、クジラ、イルカ、ワニ、亀などの水生動物から空想の河童、竜、人魚、蛇女神まで、水中で誕生した生命の原始の記憶を宿す生き物にまつわる神話、民俗、昔話、小説、詩などを渉猟し読み解く、神話の水族館。 
目次  はじめに
I 神話の水族館
 一、日本の神話
 二、中国の神話
 三、アジア・オセアニアの神話
 四、南北アメリカの神話
 五、メソポタミア・エジプトの神話
 六、ヨーロッパの神話
 七、竜とドラゴン
 八、ウナギ
 九、サケ
 十、カエル

II 魚の民俗
 一、食文化
 二、節供の民俗
 三、漁と釣り
 四、魚の文化史

III 昔話・伝説の魚
 一、日本の昔話
 二、日本の伝説
 三、中国の昔話と伝説
 四、アジアの昔話と伝説
 五、南北アメリカの神話的昔話
 六、ヨーロッパの神話的昔話
 七、アフリカの昔話

IV 文学の魚・詩歌の魚
 一、日本の文学
  井原西鶴「鯉のちらし紋」
  上田秋成「夢応の鯉魚」
  泉鏡花『海異記』
  幸田露伴『いさなとり』
  幸田露伴『幻談』
  谷崎潤一郎『人魚の嘆き』
  小林秀雄『蛸の自殺』
  井伏鱒二『山椒魚』
  岡本かの子『金魚繚乱』
  内田百閒『鯉の子』
  太宰治『人魚の海』
  太宰治『魚服記』
  柴田哲孝「継嗣の鐘」
  吉村昭『魚影の群れ』
  吉村昭『鯨の絵巻』
  戸川幸夫『黒い背鰭』
  神坂次郎『餌』
  神坂次郎『黒鯨記』
  宇能鴻一郎『鯨神』
  安部公房『人魚伝』
  近藤啓太郎『海』
  斎藤栄『海獣』
  田中光二 『大海神』
  田中光二『わたつみの魚の詩』
  津本陽『深重の海』
  岡野薫子『銀色ラッコのなみだ』
  北村けんじ『まぼろしの巨鯨シマ』
  大城立裕『神の魚』
  C・W・ニコル『勇魚』
  小菅太雄「さすらいの海」
  川上弘美「海馬」
  田島伸二『大亀ガウディの海』
  千早茜『魚神』
   
 二、世界の文学
  ハーマン・メルヴィル『白鯨』
  アーネスト・ヘミングウェイ『老人と海』
  レイチェル・カーソン『海辺』
  アーサー・C・クラーク『海底牧場』
  アーサー・C・クラーク『イルカの島』
  ジュール・ミシュレ『海』
  ジェームズ・V・マーシャル『金色のアザラシ』
  ディビッド・V・レディック『湖の女王マ・キイ』
  ジャン・ケロール『海の物語』
  ピーター・ベンチリー『ジョーズ』
  コリン・シール『蒼いひれ』
  ゲイル・ハーマン『ファインディング・ニモ』
  シャマン・ラポガン『空の目』

 三、魚の短歌
 四、魚の俳句
 五、魚の詩
 六、魚の民謡・童謡
 七、魚のことわざ

   参考文献
   註記
   索引 
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備考  

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