「聖女」の誕生

分類 歴史・民族・宗教 
タイトル 「聖女」の誕生 
サブタイトル ─テューリンゲンの聖エリーザベトの列聖と崇敬 
著者 三浦麻美[著] 
ページ数 424頁 
判型 A5判・上製 
定価 4,950円(本体4,500円) 
内容 歌人たちの集う華やかな宮廷に嫁した王女が、信仰と慈善に身を捧げたのはなぜか?/そして、若くして世を去った彼女が、没後わずか4年にして列聖されたのはなぜか?──ドイツ語圏を中心に、慈悲深い聖女として今なお絶大な人気を誇る聖エリーザベト(1207-1231)の生涯と、没後、列聖に至る過程をつぶさに検証、崇敬発展の背景にある聖俗諸勢力の思惑や、発足間もない教皇による列聖制度の詳細に光をあてる労作。聖人を語る上で欠かすことのできない貴重な史料、アポルダのディートリヒ『聖エリーザベト伝』(13世紀成立)全訳を併録。図版多数。 
目次 はじめに
関連略地図/略系図
序章(一三世紀の社会と信仰/聖人と聖人伝)
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第一章 聖エリーザベトの生涯と崇敬の始まり
第二章 列聖審問と教皇グレゴリウス九世の意図
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──ディートリヒ『聖エリーザベト伝』を中心に】
第三章 アポルダのディートリヒの生涯とその作品
第四章 婚姻と忠誠──理想の妻と寡婦として
第五章 財と施し──新たなる清貧理念の登場
第六章 「聖エリーザベト」の誕生
──『聖エリーザベト伝』に見る奇蹟・列聖・崇敬
終章
補遺 一四世紀以降の聖エリーザベト崇敬
関連略年表
【付録│アポルダのディートリヒ『聖エリーザベト伝』全訳】
あとがき 
PDFパンフレット  
備考 (著者略歴)
三浦麻美(みうら・あさみ) 中央大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(史学)。現在は中央大学等非常勤講師。専門は中世ドイツの宗教、文化史。主要論文:「アポルダのディートリヒ『聖エリーザベト伝』—13世紀末の聖人伝に見る婚姻と寡婦」『西洋史学』第236号、2009年/「中世マンスフェルト領におけるヘルフタ修道院—カルテュレールに見る女子修道院と創設家門」『人文研紀要』第89号、2018年/「聖性から聖年へ—敬虔な女性たちから見た中世後期教皇像の権威強化」『西洋中世研究』第11号、2019年。

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ISBN978-4-89694-278-1 C0022 

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