分類 |
歴史・民族・宗教 |
タイトル |
女の顔をした中世 |
サブタイトル |
ベルギー・オランダの都市と女性たち |
著者 |
イェレ・ハーメルス/アンドレア・バルディン/シャネル・ドゥラメイユール[編] 青谷秀紀[訳] |
ページ数 |
358頁 |
判型 |
A5判・上製 |
定価 |
4,950円(本体4,500円) |
内容 |
「中世の秋」の街頭風景は、
ほんとうはどれくらい「女の顔」をしていたのだろう?
未曾有の経済的繁栄を背景に活気づく
中世後期のネーデルラント諸都市で、
女性たちはいかに生を享け、愛を育み、
結婚し/あるいは結婚せず、
地道に働く、信心や技芸に没頭する、投資・蓄財にはげむ……などなど、
それぞれの人生と向き合ったすえに、
どのような老後を迎えていたのだろうか。
都市に蓄積された厖大な史料を丹念に掘り起こし、
商人、職人、投資家、芸術家、ベギン、娼婦など、
さまざまな立場の名もなき女性たちの肉声を「聞き書き」さながらに再現、
女性にとって暗い時代とされることが多い西欧中世のイメージを覆してみせ、
女性史研究に新地平をひらいた画期的論考の全訳。図版多数。 |
目次 |
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PDFパンフレット |
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備考 |
【編者】三名はいずれもベルギー、ルーヴェン・カトリック大学で教鞭をとる中世史家。
【訳者】青谷秀紀=明治大学教授。中世ネーデルランド都市史・ブルゴーニュ公国史・近代ベルギー史学史専攻。『記憶のなかのベルギー中世』(京都大学学術出版会)、『論点・西洋史学』(共編著、ミネルヴァ書房)、『「主権国家」再考』(共著、岩波書店)など編著書多数。
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ISBN978-4-89694-378-8 |
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