日本の名薬

分類 医・薬 
タイトル 日本の名薬 
サブタイトル 新装版 
著者 宗田 一著 
ページ数 176頁 
判型 A5・上製 
定価 2,640円(本体2,400円) 
内容 神仙散・実母散・竜王湯・豊心丹・奇応丸・透頂香・万金丹・陀羅尼助・反魂丹・錦袋円・和中散・六神丸・長命丸・孫太郎虫など売薬のルーツ考。日本文化史の中に伝統医療文化を位置づける。 
目次 1 竜神が教えた神仙散
安芸守定/竜神信仰/神仙散の薬方
2 金創薬・山田の振出し
振出し薬/実母散/竜王湯/蘇命散
3 寺院のくすり・西大寺薬
由来説の虚と実/寺院の施薬・売薬発生の背景/豊心丹の製造販売/奇効丸/奇応丸
4 唐人の伝えた外郎薬
透頂香/芝居と外郎薬/団十郎もぐさ
5 伊勢路の万金丹
伊勢路の土産物/朝熊岳由来のもの/小西・神仙万金丹/秋田教方万金丹/万金丹薬方のナゾ/陀羅尼助
6 越中富山の反魂丹
万代常閑/松井屋源右衛門書上の由緒/妙国寺書上の由緒/配置販売方式の採用/反魂丹の薬方/熊胆と偽代替植物薬/センブリとオウバク、オウレン
7 江戸の錦袋円
錦袋田の由来/了翁の経歴/錦袋田の別の由来/阿仙薬と五倍子
8 是斎と定斎の和中散
大角家の遺構/梅木和中散の由来諸説/数軒あった梅本和中散のナゾ/天下茶屋和中散/和中散の人力動輪/宝斎延命散/和中散と延命散の薬方/神仙巨勝子円
9 夏の風物詩・枇杷葉湯
ビワ葉湯売り/中国にないビワ葉湯/薬方
10 津軽の秘薬・一粒金丹
岡山からの伝授/国産アヘンのこと/オットセイのこと
11 華岡青洲の麻酔薬
六種の薬物/マンダラゲの薬用/通仙散の原方
12 多彩な膏薬
内服と外用薬/薬物療法の移り変り/江戸期の膏薬/行商の膏薬売り/陣中膏ガマの油
13 疳の虫妙薬・霊伝赤蛙丸
14 六神丸と長命丸
15 河童の秘伝膏薬
水中の怪物/各地の秘伝河童薬
16 越後の毒消し
由来の諸説/行商の背景/菊名石配合の薬方
17 奥州斎川・孫太郎虫
ヘビトンボの幼虫/由来の両説/食用から薬用へ/強精・強壮薬のこと
18 薬喰とくすり
近江の「返本丸」/朝鮮名方・干牛丸/牛肉・牛乳の効能/江戸期の酪農系薬/上代の酪農製品
19 目薬/江戸売薬のはしり・五霊膏
笹屋目薬/うなぎ薬/岸田吟香の精■水(■は金へんに奇)
20 起死回生・守田宝丹
21 コレラの施薬
コレラの流行史/虎頭殺鬼雄黄円/幕府推奨の芳香散
22 アイヌの薬
イケマ(牛皮消)/エブリコ(落葉松蕈) 
PDFパンフレット  
備考 【著者略歴】
宗田 一(そうだ・はじめ)
1921年生まれ。金沢医科大学薬学専門部卒。
専攻:医学史・薬学史。日本医史学会常任理事などを歴任。1996年死去。
主要著書:『日本製薬技術史の研究』(薬事日報社)、『近代薬物発達史』(薬事新報社)、『図録日本医事文化史料集成』全5巻・企画共編(三一書房)、『江戸科学古典叢書』25・26・27・29・30・32解説(恒和出版)、『近世漢方医学書集成』29・55解説(名著出版会)、『渡来薬の文化誌』(八坂書房)。


ISBN978-4-89694-477-8 

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